The Luckiest Woman Ever

Molly Sutton Mysteries シリーズの第2弾。このシリーズは全7冊です。

離婚をし新しい生活を始めるためにアメリカのボストンからフランスのCastillacという村でB&Bを始めることにしたMolly Sutton。ゆったりとした村での生活で、落ち着いた生活をするはずだったのに、なぜか事件に遭遇してしまいます。cosy mysteryといわれるミステリーです。

B&Bは、イギリスやヨーロッパではよくある宿泊施設で、寝室(bed)と朝食(breakfast)を提供してくれます。ホテルよりも家庭的で個人経営が多く、個々のB&Bに個性があり、金額もサービスや施設の質も千差万別です。

イギリスでもアメリカでも、フランスは憧れの対象です。食材の豊かさだけをとっても、農業国のフランスでのB&B経営という設定だけで、。

私はあまりフランスに詳しくないのですが、「パリではなく田舎に行かないと、フランスの良さはわからない」とよく言われます。イギリスも、ロンドンと郊外では全く別の雰囲気で、私もイギリスの郊外が好きなので、この本でちょっとフランスの郊外を楽しみました。

昔は大好きだったcosy mystery(ちなみに、イギリス英語ではcosy、アメリカ英語ではcozyです)。が、読んでいてイライラすることが多くなって、最近は読まなくなってきました。特にシリーズもの。なぜ、ばったり犯罪に遭遇した素人が解決できるのか、まして、それがシリーズのように続くのか。設定に無理がありすぎる。食傷気味です。

まぁ、部屋にこもって、お茶を飲みながら、のんびりフランスの雰囲気に浸るのも、なかなか素敵な雨の日の過ごし方かなぁ。

The Luckiest Woman Ever (Molly Sutton Mysteries Book 2)
By Nell Goddin

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なぜローマ人の作ったコンクリートが、近代に作ったものより丈夫なのか

イギリスには、千年以上前にローマ人が作った遺跡がまだ残っている場所が多くあり、こんなところにまでローマ人が侵攻してきたのか、とビックリすると同時に、まだそれらがしっかりと残っていることにもビックリします。

The Guardian の今回の記事も、なぜローマ人の遺跡が壊れないかの謎に迫っています。ローマ人の高度な技術はもとより、原料の選定が良かったようです。火山灰、ライム、海水、火山岩、これらを混ぜて作ることにより、酸や鉱物が上手く反応し,崩れない強固なコンクリートができているそうです。このミネラル分が現代のコンクリートには足りない原料のようで、昔の人たちがどうやってその調合に到達したのか想像するとわくわくします。

また、同じような材料が存在するであろう古代日本において、コンクリートの技術はでてこず、高度な木造建築技術が発展したという事実も興味深いです。

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Above the Bridge

舞台は、アメリカのワイオミング州北西部に位置する谷 Jackson Hole。この地域についての記事を書くためにNYからやってきた Paigeは、町のゆったりとした雰囲気も気に入り、よい記事が書けるような気がします。取材を続けるうちに、Jackson Holeの歴史やそれにまつわる伝説に興味をもち調べていくと興味深いことを見つけ・・・。

Jackson Holeの説明が素敵なので、ちょっと調べたら実際にある町でした。イエローストーン国立公園やグランドティトン国立公園に近く、冬には全米屈指のスキーリゾートとしても知られているそうで、全米でも人気の観光地のようです。アウトドア好きには魅力的な場所なのでしょうね。

本の中でも、町の様子や自然について丁寧に描かれていて、Jackson Holeに行ってみたい気分にさせられるのですが、話の進みが遅い。話の半分までは、まったくミステリー色がなく、淡々とPagieの目線で町や、変わりやすい天気とか、着ている服の話とか、そんなに丁寧に書かなくてもいいんじゃない?結構省いてもいいんじゃない?という気分にされられます。

Above the Bridge
By Deborah Garner

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フリーズする脳

タイトルは長くて「フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる」という本です。

興味深い本で、ボケないようにするにはどうするか、にこたえてくれる本です。

納得だったのは、
・ 脳はボケるようにできている
・ 脳は環境によって作られる
ということ。

大量の仕事は効率よくさばくには、反射的・パターン的になるほうがよく、そうすると体が覚える状態になってしまい、脳の中の前頭葉さんを使っていない。この状態が続くとボケてしまう、ということのようです。

雑事やなれないことをして、脳を甘やかさないようにしないといけないな、と思いました。

この週末は、他にも下の本を無料だったので読みました。まぁ、読みました、程度です。
–  Clifton Manor – Episode One By Victoria Spencer
The New Princess (The Prince’s Harem Book 1) (English Edition) By Carly Roberts

築山先生の本は面白そうなので、他にも読んでみます。

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる
By 築山 節

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基礎から発展まで よくわかる中国語文法

今年は中国語の文法関係の本を買いあさっています。本当は一冊を徹底的に勉強するというのにあこがれているのですが、それができません。つい、浮気してしまいます。

で、今はこの参考書を読んでいます。説明もわかりやすく、読みやすいです。

ただ、私が欲しいのは、文法の問題集なのです。薄い本で、問題と答えのみのような形式の物。英語と違ってなかなかありません。参考書に練習問題が少しある程度。もっとガシガシ問題を解いて、公式を頭で納得したいのです。

日本で見つけるのが難しいならば中国でと思い、上海で一番大きな本屋さんでも問題集を探したのですが、思っているような本は見つかりませんでした。まぁ、そういいながらも、何冊か買ってきましたが。

じっくりと一冊のみを何度もできるような人にどうやったらなれるのか、収集が気質の一つの私には悩みです。

基礎から発展まで よくわかる中国語文法
By 丸尾 誠

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The Tea Planter’s Daughter

「The Tea Planter’s Daughter」 というタイトルから想像できるとおり、インドの紅茶畑で育った女の子が、父親の死によりすべてを失い、困難に直面しながらも、妹と二人、イギリスで助けあいながら成長していく話です。

読んでいて、「小公女セーラ」を思い出しました。お手伝いさんもいるような恵まれた生活から、自分がお手伝いとなって働かなればいけなくなる現実に直面しながら、主人公のClarrieはくじけません。彼女は、決してあきらめない前向きな姿勢で、耐えに耐えます。そんな彼女に「渡る世間は鬼ばかり」とか「おしん」とか、日本のドラマのような展開が次々と起こります。

この本は人種、階級社会の壁についての話でもあります。Clarrieは父親がイギリス人で母親がインド人です。この組み合わせは、この当時のインドでもイギリスでも仲間はずれ」にあいます。心無い言葉をかけられたり態度をとられたりすることも度々あります。ましてや、階級社会のイギリスで、中流階級に育ちながら、労働者階級の仕事に従事しなければいけなくなったClarrieにとって、労働者階級に対するそれ以外の階級の人たちの言動は、戸惑い、落胆、絶望、悔しさ、様々な感情が交錯します。また時代背景として、女性の地位について、選挙権についても、話の中で出できます。

読んでいて、主人公以外の他の人の視点といのも、今回は考えました。たとえば、Clarrieが頑張っているのに、なぜ妹のOliveがわかってくれないのか、その時のOliveの状況、気持ちを鑑みれば、彼女の言動にも納得がいきます。

「The India Tea Series」としてシリーズ化されています。インドとイギリスの歴史、紅茶、いろんな要素があって、面白そうなシリーズです。

The Tea Planter’s Daughter (The India Tea Series Book 1)
By Janet MacLeod Trotter

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Starling

オーストラリアを舞台にしたロマンス小説。

孤児院で育った Starling Smithはドレス作りが得意で、お客様に似合うドレスを提案しています。いつか孤児院で同じように育った友人たちとお店を作るのを夢見て頑張っている中、雇い主のAlisdair Seymourから、2週間だけの結婚を持ち掛けられます。報酬は、お店を開ける資金として十二分。さぁ、Starlingはこの提案を受けるか受けないか…。

Starlingは自立心があり、魅力的なのですが、相手のAlisdair、最低です。仕事もできるし、弱い人たちにさりげなく手を差し伸べる素敵な人なのに、女を見る目だけが皆無。もう読んでいて、イライラです。最後まで、「いいのか、Starling、こんな男でいいのか!」と納得しないままでした。

イギリスの植民地だげど、階級社会ではないオーストラリア。お金持ちのAlisdairも代々の遺産ではなく自力で頑張って地位を築いています。固定化した階級がない分、孤児のStarlingが自分の力を信じて進んでいけるのでしょう。雰囲気がちょっと違って、それは面白かったです。

Starling (South Landers)
By Virginia Taylor

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