イギリスの階級社会

イギリスはいまだに階級社会(Social class)です。当たり前のように存在し、住む場所・話し方・楽しむスポーツ等で社会的地位がわかるといわれています。

階級は簡単分けて3つあり、

  • 上流階級 (Upper class) : 貴族
  • 中流階級 (Middle class): Middle Classも3つに分かれます。
    • 上・中流 (Upper Middle)
    • 中・中流 (Middle middle)
    • 下・中流 (Lower middle)
  • 労働者階級 (Lower class) : よく「working class」と呼ばれます。

です。

ちなみに、貴族は、上から

  • Duke                   公爵
  • Marquis               侯爵
  • Earl                     伯爵
  • Viscount              子爵
  • Baron                  男爵

なります。
そして、一代限りの

  • Baronet               准男爵
  • Knight                 士爵

この2つは日本の褒章と似ていて、社会や公共の福祉、文化などに貢献した人たちに与えられます。

working classは労働者階級と日本語にされることが多いので、仕事をする人がworking classで、仕事をしなくてもいい人がmiddleやupperと誤解する人がいるかもしれませんが、working classの仕事というと、義務教育を終えるとすぐに社会に出てするような仕事といったイメージです。会社員や公務員、教師や医師、弁護士はmiddle、大会社の社長でも貴族でないならば、middleです。

イギリスの面白いところは、この階級を成り上がって崩そういう考えがあまりなく、working classはworking classで、MiddleはMiddleで楽しんでいます。逆にworking classの親が、子供が大学に行ってmiddle classになることを嫌がるといった話も聞きます。

どの階級なのかは、その人と話せば大体わかります。芸能界でも、上流階級(または、その反対)の役を演じているのにふさわしい発音やイントネーションでないと、聞いている方も違和感があり、イギリスでは演じる役(の属する階級)に合わせて英語を変える必要があります。

イギリスの映画やドラマを見るときには、英語に注目してください。映画Harry Potterを見ても、様々な英語が話されていて、イギリス英語の多様性が感じられるはずです。また、古典ですが映画「My Fair Lady」は、労働者階級である花売りの少女イライザが、音声学者ヒギンズ教授の指導で英語を矯正し洗練されたレディになるという話しです。映画の中で、オードリー・ヘップバーンが、最初はworking classの代表的な英語であるコックニー訛を、そして最後には上流社会で通じる英語を話しています。

階級別に好まれる単語や表現、行動様式についてまとめた本を読んだことがあります。この類の本はイギリスにはたくさんあり、なかなか興味深いです。たとえば、イギリスでは人気があるといわれているサッカー(footballとイギリスでは言います)ですが、このスポーツは主に労働者階級に好まれるスポーツです。上流階級は、ラグビー、クリケット、ポロ、レガッタといったところでしょうか。OxfordやCambridgeなどの町を訪れると、子供たちがラグビーをしていてposhだなぁと感じます。

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はじめまして

こんにちは。

本が好きでいつもよんでいます。基本、英語で書かれた本は英語で、日本語で書かれた本は日本語で読みます。

bibliomania: noun

Passionate enthusiasm for collecting and possessing books.