なぜローマ人の作ったコンクリートが、近代に作ったものより丈夫なのか

イギリスには、千年以上前にローマ人が作った遺跡がまだ残っている場所が多くあり、こんなところにまでローマ人が侵攻してきたのか、とビックリすると同時に、まだそれらがしっかりと残っていることにもビックリします。

The Guardian の今回の記事も、なぜローマ人の遺跡が壊れないかの謎に迫っています。ローマ人の高度な技術はもとより、原料の選定が良かったようです。火山灰、ライム、海水、火山岩、これらを混ぜて作ることにより、酸や鉱物が上手く反応し,崩れない強固なコンクリートができているそうです。このミネラル分が現代のコンクリートには足りない原料のようで、昔の人たちがどうやってその調合に到達したのか想像するとわくわくします。

また、同じような材料が存在するであろう古代日本において、コンクリートの技術はでてこず、高度な木造建築技術が発展したという事実も興味深いです。

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たこつぼ心筋症

イギリスの新聞the Guardianに、「たこつぼ心筋症(takotsubo cardiomyopathy)」という病気が紹介されていました。

この病気は、「たこつぼシンドローム」とも呼ばれていて、心臓発作と似ている症状で、ストレスなどの原因と言われているそうです。ストレスによって,心臓が風船のようになったり、いびつな形になったりして、たこつぼのような形状になるのだとか。たこつぼ(octopus pot)の形状なんて日本人でも想像できないのですが、まさかそれがイギリスの新聞に載るとは。新設ではないThe Guardianは、たこつぼがどんな形でどんなものなのか、絵も写真もありません。きっとこの記事を読んで、たこつぼの画像検索した人がいただろうな。

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Churchill essay on the possibility of alien life

今日のThe Guardianの記事で、Winston Churchillの未出版の原稿がアメリカで発見されたという記事が面白い。

Churchillといえば、第二次大戦で英国を勝利に導いたイギリスを代表する首相、20世紀のもっとも偉大な政治家ともいわれています。日本ではVサインで有名ですが、イギリスでは政治家としてもノーベル文学賞を受賞した作家としてもしられており、歴代の英国首相の中でも別格の偉人、イギリスではいまだに人気があるようです。

文才もユーモアもあった彼の逸話は多くあり、名言も沢山。

こんな人生訓みたいなものから、
– Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.

– Attitude is a little thing that makes a big difference.

こ、これは・・・的な
I may be drunk, Miss, but in the morning I will be sober and you will still be ugly.

など、多岐にわたります。

私が好きなのは

Continuous effort – not strength or intelligence – is the key to unlocking our potential.

で、そのChurchillの未発表の原稿のタイトルは”Are We Alone in the Universe?”。宇宙人の存在についての考察。意外なテーマだと思ったのですが、記事によると彼は科学・技術分野にも関心が強く、若いころも熱心に物理の本やDarwinのThe Origin of Species を読んでおり、首相時代にも積極的に助成していたそうです。

首相になる前は、贅沢なライフスタイルを維持するために、新聞や雑誌に記事を書いて生活費を稼いでいたらしく、今回の記事もそれらの一つかもしれません。

記事の最後の言葉が、

“It does evoke some nostalgia to a time when high ranking politicians could think about such profound scientific questions.”

今の政治家(あー、あの人のことねー)を皮肉っている感じがイギリスの新聞ですねぇ。

とっても蛇足ですが、お酒と葉巻そしてどっしりしたブルドック顔のイメージが強いChurchillですが、若いころは、びっくりするほど男前です。