I’ve got your number

Sophie Kinsellaが描く女の子は、イギリスにいたらどこにでもいそうな女の子。自分に自信がなかったり、上司が怖かったり、家族や友達や彼氏とうまくいかなかったり。誰もが身近に感じられるそんな女の子が主人公になっていて、だから、読み始めると、イライラすることがあります。考えのない行動をしたり、言ったり、まるで自分のように浅はかな主人公を応援したくなるより、ムカついてしまうのです。

今回の主人公Poppyも、そんな感じの女の子です。理想の彼氏Magnusとの結婚を控え、幸せいっぱい。結婚式の準備などで慌ただしい毎日を過ごしている中、ホテルのイベント中に大事な婚約指輪をなくしてしまいます。悪いことが重なって、携帯電話も盗まれてしまい、指輪を探す大事な連絡手段を失ってしまい、進退きわまった彼女がふと見つけたのはロビーのごみ箱にはいっていた携帯。その携帯を拝借していまったところ、思わぬ事件にPoppyは巻き込まれていきます。

彼女の本はユーモアがあってロマンティックコメディの王道だと思います。すぐ読めて、笑えて、ハッピーになれます。気持ちが鬱々しているときには特効薬です。Can You Keep A Secret?も気に入って何度も読んでいるのですが、今回の本も読み終わってすぐに読み返しました。

I’ve Got Your Number: A Novel
By Sophie Kinsella

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Artifact

アガサ・クリスティーとインディ・ジョーンズが混ざったような話というアマゾンのレビューを読んで読み始めたら、面白い!歴史をテーマにしているし、発掘調査を舞台にしているのが、なんとなく私が好きなElizabeth PetersのAmelia Peabody シリーズの系統です。考古学とか歴史に関心があるミステリー好きには、はまります。

主人公のJayaは東インド会社時代のインドの商取引について研究している歴史家。サンフランシスコの大学で教鞭をとりはじめたばかりのJayaは、インド人の母とアメリカ人の父を持ち、どちらの国にいても自分の国だと感じられない、思ってもらえないというジレンマを感じています。この感覚が、話の中でもたびたびでていて、彼女の性格の一部をうかがうことができます。

ある日、元カレがスコットランドで交通事故死にあったというショッキングなニュースに落ち込んでいた彼女の元に、謎の小包が届きます。送り主は、元カレ。ビックリして開けてみると、中には豪華なインドのアクセサリーが。どうやら、事故にあう直前に元カレが送ってきたようで、「誰も信用しないで。説明は後でするから」という謎のメッセージが。彼の死があまりにもタイミングが合いすぎていて、本当は口封じに殺されてしまっ多のではないかと危惧したJayaは、真相を探るため元カレが仕事をしていたスコットランドの発掘現場に向かいます。

インドのアクセサリーとスコットランドがどうつながっているのか?アクセサリーは一体誰の物だったのか?元カレの死の原因は?ずっと誰かに見はられている気がするのは、気のせい?色々な謎が絡まって、読み始めたら、一気に終わりまで読んでしまい、2作目のPirate Vishnu まで買ってしまいました。これも面白そうで、危険!危険!朝まで読むそうになり、慌ててkindleを閉じました。気に入ったらすぐ買えて読めるのがkindleのいいところだけど、睡眠を確実に奪います。

シリーズとして5作でていて、5作とも面白いといいなぁ。5作目はタイトルから想像して日本が題材のようです。

A Jaya Jones Treasure Hunt Mystery シリーズ
– ARTIFACT (#1)
– PIRATE VISHNU (#2)
– QUICKSAND (#3)
– MICHELANGELO’S GHOST (#4)
– THE NINJA’S ILLUSION (#5)

Artifact (A Jaya Jones Treasure Hunt Mystery Book 1)

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Secret Baby

自分の産んだ娘が死産だったと父親にいわれ信じていたVictoriaは、兄から、その娘が生きているかもしれないといわれ、慌てて兄の家に行きます。そこには、死んだと思っていた娘と、その父親Coltがいます。Coltは、死んだと思っていたVictoriaが突然現れて、自分の父親に騙されて故郷を去ったので、娘に会いたい、母親だと言いたいと言われてもVictoriaが許せません。死んだと思っていた娘と過ごしたいVictoriaと、Victoriaのことを信じられないColt。過去の二人の気持ちもうまく清算されておらず、気持ちが絡まります。

読んでいて途中で気づいたのですが、The House of Morganシリーズの2作目のようです。
なので、ちょっと内容でついていけない部分もありました。例えば、Victoriaの一族Morgan家のこととか、Victoriaがかこにどんな人だったのかとか、この本でも断片的にはわかるのですが、続き物の途中で読むとなんなくすっきりしない消化不良感があります。でも、それをきにしなければ、面白い話でした。

 

Secret Baby (The House of Morgan)

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Wrong

Amazon.comで無料で評価が高かったので、軽く読んでみました。

始まりは、大学キャンパスのカフェでバイトしているSophieが毎週やってくる男性にドキドキしているかわいい始まり方だったのに、中身はドロドロのR18のロマンスでした。

AmazonではこれをComing of Ageのカテゴリーにも入れてるけど、21歳のSophieは大人だし、内容としても未成年には適していない個所が多い気がします。

カフェで毎週注文を受けて、ちょっとだけ会話するのを楽しみにしていたSophieがLukeと次に会う場所と、Lukeの仕事は意外な展開で話としても面白い本です。ただ、ロマンス小説、ドキドキは楽しいけど、R18はあんまり関心がない私には、その方面の丁寧な描写には食傷気味です。好きな人にはかなり高評価なようで、これがデビュー作だったJana Astonですが、この本で人気がでたようで、シリーズ化して4作出ています。

Wrong
– Wrong – Sophie’s Book
– Right – Everly’s Book
– Fling – Sandra’s Book
– Trust – Chloe’s Book

Wrong
By Jana Aston

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Hidden Deep

amazon.comでの評価が高く無料だったので、前知識なしで読み始めました。

両親の別居で、Mississippiの郊外にある祖母の家に住むことになった16才の女の子Ryannが主人公。ある日、彼女は森で会うはずのない人に遭遇します。それは、10年前に彼女が同じ森で迷ったときに助けてくれた男の子Lad。ずっと、大人からそんな子はおらず彼女の想像たと言い聞かされ、自分でもそう思いこんでいたのにその男の子が目の前に出現します。しかも、また彼に助けられ、彼からも、ずっと会いたくて待っていた、と言われ、Ryannは心が躍ります。ただ、彼の言動はなんだか奇妙。どこに住んでいるかとか、家族のことを言いたがらなかったり、Ryann以外の人と話したことがない、と言ったり、彼にひかれながらも、彼の言葉や態度に戸惑います。

読み始めからたくさんの登場人物が出で、この人たちみんな重要で覚えなきゃいけないのか、と困ったのですが、なんとかなりました。

paranomal romanceなのはわかっていたけど、Ladが一体何者なのか、最初からわかってしまうのは面白くないと思い、今回はずっと我慢。読みながら、日光は平気そうだし夜行性ではなさそうだからvampireではないな、体温がすごく温かいしけど月を気にしないからwerewolfでもなさそう、と読みながらヒントを探し出し、選択肢を消去していく過程は、なかなか面白かったです。ついに彼の正体が分かったときは、へぇ、そうきたか、といった感じでした。

森やLadが住んでいる世界の描写などは、想像を掻き立てられます。

The Hidden Sagaとして、8作シリーズのようです。Young Adult部門で賞をとったり、最終選考まで残ったりと評価は高いようです。

THE HIDDEN SERIES:
Book 1: Hidden Deep
Book 2: Hidden Heart
Book 3: Hidden Hope
The Sway– A Hidden Saga Companion Novella
Book 4: Hidden Darkness
Book 5: Hidden Danger
Book 6: Hidden Desire
Book 7: Hidden Game (Ancient Court, Book 1)

Hidden Deep: Book 1 of The Hidden Saga
By Amy Patrick

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Death Wears a Mask

Amoryシリーズの2作目です。3作目の短編「Intrigue in Capri 」を読んだら、その前を読みたくなって読み直しました。1930年頃のイギリスが舞台で、1作目はイギリス郊外のBrightonが舞台でした。今回はロンドンの仮面舞踏会で事件は起こります。

ミステリーがアガサ・クリスティーのような雰囲気で進んでいくのも面白いのですが、私がこのシリーズが好きな理由は、AmoryとMiloの関係です。何を考えているのか全く分からないMiloとの夫婦生活は破綻しており、もう修復できないくらい冷え切っていた1作目の最初から、徐々にそうでもないのかも?という気分にさせられて1作目が終わり、2作目ではまたMiloの気持ちが読めません。Amoryと一緒に、Miloの言葉や行動に一喜一憂します。AmoryがじっとMiloを見て、何を考えているのか読み取ろうとしているのと同じように、私も文面からMiloの行動や言動を読み取ろうとしています。

このシリーズはまだ後2作出ていて、ゆっくり楽しみながら読んでいくつもりです。
Death Wears a Mask (Amory Ames)

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Intrigue in Capri

好きなシリーズ物Amory Ames mysteryの短編です。

デビュー作のMurder at the Brightwellがこのシリーズの1作目で、この話はアメリカの文学賞であるEdgar Awardsの最終選考に残っています。このシリーズの雰囲気はアガサ・クリスティーの時代1930年のイギリスです。

今回は二人はイタリアのカプリにいます。4作目になると、無鉄砲なAmoryとそれを抑えるMiloというのが定着してきた気がします。

Intrigue in Capri

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