Book of a Thousand Days

大人ですが、Young Adultカテゴリーの本が好きです。今回のお話も、ドキドキワクワクが最後まで途切れない面白いお話でした。

この本は元ネタはグリム童話の 「Maid Maleen」というお話だそうです。ただ、作者のShannon Haleはこの本の舞台を架空の世界Eight Realms(8王国)にし、アジアの世界観、特に中世モンゴルの雰囲気が出ている物語に仕上げています。

Lady Sarenは、父親の命令で、悪名高いLord Khasarと結婚することになり、それに歯向かった罰として、7年間塔に閉じ込められます。塔の中には、7年分の食料と、たった一人のメイドDashti。この本は、Dashtiが閉じ込められた世界で、孤独を補うために細々と日々の生活について書いた日記です。

主人公はLady Sarenと思いきや、Dashtiです。Dashtiのくじけない明るい性格と、めそめそして気弱なLady Sarenは、つねに対照的です。どんな時でも献身的にLady Sarenの世話をするDashtiには、時々辟易としてしまいます。でも、環境が変わったり、彼女たちが成長したりしていくことで、読んでいる私の二人に対する気持ちも変化します。

Lady Sarenと淡い結婚の約束をしていた Khan Tegus もよくて、ただのかっこいいヒーローではなく、人間味があります。Dashtiが彼に心惹かれ、でもLady Sarenのために2人をとりもとうとして葛藤するところもあり、ロマンス小説としても楽しめます。

人を知るには1000日は必要、というDashtiの母の言葉とか、いろいろな箇所で出てくる青色の意味とか、伏線も多く、何度でも読める本です。

Book of a Thousand Days
By Shannon Hale

英語ブログ 英語リーディング

Ain’t He Precious?

North Carolinaの人口が4000人以下の町Whynotが舞台のロマンス小説です。そんなふざけた名前の町があるんだと思ったら、本当にありました(たいてい、こういうときって実際にあることが多いです)。主人公はこの小さな町で、唯一の法律事務所をしているTrixie。

11年前、優秀な成績でHarvardを卒業し、Bostonの一流事務所からの誘いを断って、地元に戻り、町の人たちのために働いてきたTrixie。仕事も充実し、大好きな町に戻ってきたことは後悔していないけど、法律を勉強していた時に付き合っていたRyことRylandは忘れられません。Bostonで優秀な弁護士になっているRyの知名度と経験を頼って、11年ぶりに会うことになり、二人の関係がまた変わっていきます。

RyとTrixieとTrixieの祖父のPap、3人の視点で描かれていて、章ごとに視点が変わります。そこが私は苦手でした。同じ視点でずっと書かれる話のほうが感情移入しやすく、視点がコロコロ変わると、話に入り込めたら、浮き上がる、入り込んだら、浮き上がる、そんな気分でした。

この本は「The Sex and Sweet Tea」シリーズの1作目なのですが、このsweet teaというのが、アメリカ南部の特徴的な飲み物、とよく言われます。 ただの甘いアイスティーなんですけど、普通のsweet teaでも歯がとけるほど甘いのですが、Deep southといわれる州(Georgia,Alabama,Mississippi,Louisiana )は、もっともっと甘いそうです。North Carolinaは、DeepではなくUpper Southなので、それほどでも甘くないといわれますが、日本のアイスティーを想像して飲むと、びっくりすること間違いありません。甘くておいしいと思ったら、肥満まっしぐらです。私は、これと一緒にハンバーガーとか、お菓子を食べれる味覚にはどうしてもなれませんでした。

 

Ain’t He Precious? (The Sex and Sweet Tea Series Book 1)
By Juliette Poe
英語ブログ 英語リーディング

しっかり学ぶ中国語―文法と練習問題

最近読んでいます。ちょっと今までの中国語の文法書と使い方が違っていて、考え方に慣れるまで時間かかりました。語順に特化した文法書です。練習問題も結構あるし、手を動かしながら,読み進めています。

この先生には、「改訂新版 紹文周の中国語発音完全マスター」という発音の本でお世話になっています。最初に中国語を始めた時に買った本の一冊です。CDしかないので、映像は見れませんが、イラストと鏡、CDの3つを駆使し、近い音を出せるように練習しました。

中国語、私は発音よりも四声がかなりの強敵てす。あげているつもりで出している音が、実際には下がっていたり、一本調子で伸ばしているつもりが下がっていたり、自分の口から発せられた音が、脳から出している指令とかなりずれています。

しっかり学ぶ中国語―文法と練習問題
By 紹 文周

英語ブログ 英語リーディング

Inviting Trouble

この本は、「 Happy Endings Book Club」シリーズの2作目です。一作目のHidden Hollywoodはわかるタイトルでしたが、この2作目のタイトルは、イマイチ不明。あんまり話の内容とぴったりきません。

一作目は、見知らぬ二人が出会って恋に落ちるというロマンス小説でした。今回は、幼馴染の2人の恋愛です。6人兄弟の一番末っ子のMadison Campbell は、5人の兄に囲まれ、男の子のように育ち、同性といるより異性といるほうが楽な女の子です。見た目ももちろん気にしないし、女の子同士の会話に入るのも苦手。そんなMadには、子供のころから、大好きな人がいます。それは、遊び仲間のParker Shaw。複雑な家庭環境で育ったParkerは、10歳のころからMadの家に住んでいて、兄たちに相手にされないチビッ子Madを必ず仲間にいれてくれたり、Madの気持ちをいつもわかってくれたりする、特別な人です。子供のころからの気持ちをParkerにきちんと伝えられないまま、Parkerの仕事の都合で離れて10年。Parkerの帰郷が決まり、Madは今度こそ、小さな妹の立場から大人の女性としての自分に気づいてもらい、関係を築きたいと思っています。さぁ、Madの気持ちはちゃんとParkerに届くでしょうか。

ロマンス小説を読んでいるときにいつも思うのは、アメリカで人気のある男性像。例えば、この本の主人公Madの兄5人もParkerも大学には行かず、高校を卒業後は、軍に入ったり警察学校に入ったりしています。イギリスでは、こういう家庭環境は労働階級 (working class)、アメリカでいう blue-color workersになります。でも、そういう環境のわりに、罵り言葉とかで出てこず、男性の話す英語も教養がある落ち着いた感じです(ああ、ここに私の労働階級に対するステレオタイプがあるのかも)。作者はmiddle class以上で、読者もそれに近く、でも、知性より肉体的な魅力がある男性が好みなのだろうな、と推測しました。しかも、この本に出てくる男性は、Madのお父さん(元警察官)に育てられて、女性に対し紳士的。軍出身とか警察官で体は大きくきたえられているけど、ジェントルマンな態度。そういうのが、アメリカで人気の男性像なのかもしれません。

一作目で慣れ親しんだ登場人物がたくさんででくるので、このシリーズは、順番に読んだほうがいいタイプのシリーズ物です。

Happy Endings Book Club

    • Hidden Hollywood
    • Inviting Trouble
    • So Revealing
    • Formal arrangement
    • Bad Boy Done Wrong

Inviting Trouble (Happy Endings Book Club, Book 2) (English Edition)
by Kylie Gilmore

英語ブログ 英語リーディング

Hidden Hollywood

この本は、「 Happy Endings Book Club」シリーズの1作目です。

超売れっ子の女優Claire Jordan はファンの追跡と自分のイメージを守るため、孤独な生活をしいられています。そんな彼女の唯一の息抜きは、Happy Endings Book Club。ロマンス小説好きの女性が集まって読書をし、話し合うブッククラブです。そこで、変装をして一日だけ普通の人と普通のデートをすることを提案され、おっかなびっくりながら、ブッククラブ承認の安心男性Josh Campbellとデートをすることになります。一日だけの楽しみのつもりが、(お約束の)恋に落ちてしまい・・・。

ブッククラブ(読書会)は、英米では一般的で、本好きのサークルみたいな集まりです。友人つながり、ご近所つながり、本屋や図書館などで告知してなど、集まり方はそれぞれです。自分たちで決めた本を読み、それについて語り合う、といった感じです。同じ本を異なる年齢や生活環境の人達と読むことで、自分と違う意見を聞けたり、本についての理解が深まったりと、刺激になりますし、新しい人間関係を作る機会にもなる、なかなか便利な集まりです。

ジェイン・オースティンの読書会 (The Jane Austen Book Club)」みたいにブッククラブそのものがテーマになっている本も多くあります。この本は、映画化もされているので雰囲気をしりたければ、映画がいいかもしれません。

Happy Endings Book Club

  • Hidden Hollywood
  • Inviting Trouble
  • So Revealing
  • Formal arrangement
  • Bad Boy Done Wrong

Hidden Hollywood (Happy Endings Book Club, Book 1) (English Edition)
by Kylie Gilmore

英語ブログ 英語リーディング

Accidental Abduction

ありえない設定過ぎて楽しい、そんな本です。

恋人に海に落とされ、おぼれ死そうになっていたら、偶然、地球の生物採取に来ていた宇宙人の網に引っかかって助かった。もう、しょっぱなから、奇想天外すぎです。なんですか、それは、と笑っている間に、読み進めて気づいたら読み終わっていました。

美醜については、文化や国で異なり、一筋縄ではいかないのですが、それが宇宙規模になると、そうですねぇ、胸が2つしかないのが珍しいと言われたら、確かに、地球だけかもしれませんよね、少数かもしれませんねぇ。

地球人は野蛮人だという割には、ででくる地球外の方々の行動が、洗練されているとはいいがたく、またそれも笑えて、楽しい。

期待せずに読んだら、予想外に楽しくなる本でした。
Alien Abduction Seriesとして、なんと7冊も出ているそうです。やばい、読んでしまいそうな気がする…。

  • Accidental Abduction
  • Intentional Abduction
  • Dual Abduction
  • Mercenary Abduction
  • Heroic Abduction
  • Holiday Abduction
  • Reader Abduction

Accidental Abduction (Alien Abduction Book 1) (English Edition)
By Eve Langlais

英語ブログ 英語リーディング

The Wedding Trap

偽装結婚や偽装の恋人というのは、結構ロマンス小説の王道で、今回の本も偽装の恋人です。

親友の結婚式に参加したBethは、自分の母親や元カレからのプレッシャーで、存在のしない彼氏Charlieと結婚式に参加しないと、いけない雰囲気になってしまいます。ホテルで偶然、他人の車を物色している怪しい男性をみつけ、ばらしてほしくなかったら、五分だけ自分の彼氏の振りをして、と頼んだところ、それだけではすまなくなっていきます。

ちなみに小説に出てくる、Navy SEALsは、アメリカの海軍の特殊部隊です。映画や小説でもよく出てくるこのSEALs、その秘密な雰囲気や極限までの訓練で鍛えられた肉体が、ロマンス小説でも人気です。

The Wedding Trap (Second Service, Book 1)
By Adrienne Bell

英語ブログ 英語リーディング